本資料は、BOXの通信振分けや個人/他社アカウントの利用制限、ファイルリクエストへのアクセス制御を行うための構築ガイドです。


以下により、快適かつ安全なBOX利用環境の提供を実現します。

  • BOXの利用により生じるインターネット向けトラフィックをハンドリングすることで、プロキシサーバーの負荷を軽減します
  • BOX向けトラフィックを特定の回線に振り分けることにより回線の負荷を軽減します
  • 企業内で許可されたアカウントのみBOXへのログインを許可します
  • ファイルリクエストへのアクセスを制限することにより、情報漏洩を阻止します


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<目次>

  • BOX連携ソリューション概要
  • クラウドプロキシの設定例



A10 アカウント利用制限とクラウドプロキシの概要
「クラウドサービスの利用アカウント制限(テナント制限)」は、企業内のクライアントからクラウドサービスにアクセスする際、個人/無料アカウントでのログインを制限するソリューションです。

A10 Thunder CFWをプロキシとして導入、社内からクラウドサービスへのアクセス時にA10 Thunder CFWのSSL可視化(SSLインサイト)機能で暗号化されたログイン情報を可視化することで、テナント制御機能によって許可されたユーザーのみログインを許可、個人や無料アカウントでのログインをブロックします。宛先ドメイン名を識別して通信を振り分けることも可能なため、クラウドサービス利用時に増大する既存プロキシの負荷を軽減することも可能です。




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